Core i7-4770K
− やるか!オーバークロック? −

2013.10/19 作成

 前々任校でつとめた先生に10年ちかくぶりに再度同じ職場になって,前回組み立てたPCがそのまま現役マシンとして持ち込まれたときはびっくりした。「まだ動いていた!」と思うと,とてもうれしかった。またこの秋,はらきんが組み立てた10年選手のPCが引退(故障ではない)。所有者から,「組み立てたパソコンが,一番強いんですね。」と言われた。もちろんそんなことはないのだけれど,はらきんとして心を込めて組み立てたPCが,ながく現役でがんばってくれたことはとてもうれしいし,自信にもなる。しかし,進歩の早い分野なので,新しい知識を得るためにも,このあたりで一台組み立ててみよう。



■ 組立の背景

 CPUの換装から1年近く,新規組み立てからは4年近くが経った。i7−970(3.2GHz)で大きな不満はなかったが,そろそろ新マシンを組み立ててみたくなった。夏のボーナスと夏休みを利用して,作成時点で最新のCPU,i7−4770Kを搭載したマシンを組み立ててみることにした。

■ 組立の様子



 CPUはi7−4770K(3.50GHz)にすることに決めていた。よって,自動的に1150ピンのマザーボードに更新することになり,すべて一から組み直すことになった。1366や2033も魅力的だが,新CPUのリリースも少なく,Intelがあまり熱心でないようなので,これからも活気があるであろう,1150に決めた。
 こして決めたマザーはGRYPHON Z87(ASUS)で,マイクロATX用を選んだ。はらきんが自宅で使うメインマシンはミドルタワーだが,更新時にだれか欲しい人に譲ろうとしても,大きさがネックになって引き取り手がない。そこで,ケースはミドルタワー/マイクロTAX兼用のものを買って,譲渡時にはマイクロTAXに組み直して,ほめられに言ってもらおうと考えた。
 マイクロTAXは,普通のATXに比べて基盤の面積が小さいから,拡張性で劣るのは当然である。しかし,この頃のPCは拡張と言ってもUSBがほとんどであることを考えると,内部の増設はメモリの追加が1回,必要ならVIDEOカードとPCIが1回できれば十分だと考えた。
 前マシンでCPUファンの取り付けが甘く,熱暴走しかけたので,今回は確実に固定した。


 はらきんは,とうにOSを64bitにしているので,メモリは4GB×2の8GBととした。メモリは使い回すパーツの代表だが,今回はDDR3 PC3-12800 CL9と,規格を上げて,新しいものを購入した。
 ハードディスクは,システムドライブの300GBSSDは,前回メインマシンのを流用。2番と3番は普通のハードディスクだが,2番は400GB->500GB,2TB->3TBへ,それぞれ容量を上げた。ケースへの装着は,普通ケースとハードディスクは同じ向きに入れるものがほとんどだが,今回購入したケースは,垂直に装着する。ケースと同じ向きだとケーブルとマザーボード内部の部品が干渉することがあるが,それがないのがいい。ハードディスクが横になる分,正面から見たケースの幅は太くなるが,はらきんの場合は問題にならない。


 今回買ったケースは,マザーボードを取り付けた裏面にも配線を回すことができる。おかげでケース内部はすっきりと,分かりやすい配線ができた。配線がごちゃごちゃしていると,風きり音が出たり,放熱に影響したりすることもあるので,線の引き回しがすっきりしていることはとてもいいことである。
 ケースの前面にはUSB2.0と3.0のコネクタががそれぞれ2こずつあるが,USB3.0のものはリアパネルから内部を通ってくるものだった。これではマザーボードの3.0のコネクタが無駄になる上に,外観上もすっきりしない(背面は見えないけどね)。これは,変換ケーブルを買って,前面の3.0コネクタを内部からとることができた。これでリアパネル上のUSB3.0は空きとなった。なんでもかんでもUSB接続となったこの頃,USBの空きコネクタはいくつあってもいい。


 メンテナンススペースで試運転中のi7−4770Kマシン。キーボードは,まだ袋の中に入っていたりする。電源は650Wの静音設計で,FDドライブもないので,電源投入後も無音と言っていい。

■ スペックと動作確認


パーツ型番/スペック備考
CPUIntel Core i7-4770K(3.50GHz)

MOTHERGRYPHON Z87(ASUS)
MEMORYW3U1600HQ-4G/N (DDR3 PC3-12800 CL9 4GB)×2
DISK1Intel SSD (300GB)
DISK2〜  500GB
3000GB

CD/DVDDVD-RW(ブルーレイ対応)
VIDEO(内蔵)







 ラックに収まったメインマシン。黒光りする新PCの横で,ADSKモデムとルータ(有線のみ)の古さが目立つ。
 はらきんメインマシンは妻も使うことがある。Windows8はインターフェイスがこれまでと大きく異なるので,Windows7(64bit)を再インストールすることにした。

オーバークロック

 i7−4770「K」であることをはじめ,オーバークロックをやろうと思えばやれる構成である。自作を趣味としながら,あまり興味がなかった分野ではあるが,気が向いたらやってみよう。ネットでは,4GHzまで上げた人がいるとか,いないとか・・・。

引退マシン


 今回自作したメインマシンは,初めて自分で組み立てた「黒モノ」でもある。この頃はパーツショップに行っても,置いてあるケースは黒がほとんどだ。流行には逆らえないので,先に交代していた長男のマシンを黒くしてみた。
 ホームセンターでつや消し黒のスプレーを買ってきて塗るだけだが,ケースよりドライブ類をどうやって黒くするかが問題だ。まさかそのままスプレーを吹き付けるわけにはいかないので,外せるところは外して,見える部分に色をつけることになる。日焼けして黄ばんだマシンが,かっこよく生まれ変わった。空いていた3.5インチベイにUSBマルチカードリーダを付けたので,使い勝手もよくなった。
 引退したはらきんのメインマシンは,部屋の脇でバックアップ/スキャナ用マシンとして待機している。いきなり中身を消してしまうと,移動し忘れたデータや,設定等が分からなくなってしまうからだ。旧マシンが載っている木製のCPUスタンドははらきんの手製。上にあるA3スキャナは(なんと)SCSI接続で,そのままではケーブルが届かなくなったからだ。

授業料

 とくに無駄になったパーツはない。しかし,オーバークロックを最後までやらなかったら,「K」を買ったこと自体が授業料になるかもしれない。



■ 考察

(時間があったら,書きます・・・)